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ぐるっとSAITAMA63(境原編)

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お知らせ
2024.3.31

お世話になっております、スタッフの境原です。

我らが和田コーチの主催で埼玉県63個ある市町村を一筆書きするライドに行ってきました!

総距離354.44㎞、獲得標高2091m、総移動時間14:17:10

まぁまずこんなライドを思いつくのは和田さんしかいませんね(^^;

僕の場合は前日から始まります。

なんと仮眠をとっても起きる時刻は17:00。

18:00から23:30までバイトをこなし、そこから急いでごはんを食べ、準備をし、RINGSへ。

ここでハプニング、出発予定の0:30になっても和田コーチが来ない…

トラブルか?と思い待つこと五分、全開コーナリングで現れる和田コーチ。

降りた瞬間土下座。

どうやら目覚ましが鳴らなかった模様…

時刻0:30

そんな和田コーチの土下座から始まった今回のライド。

強度としては高くなく、風が無いので35~40の間でペダルを回していきます。

熊谷を皮切りに、南下。

国道17号沿いを進み、途中で逸れて側道へ。

どんどんとたまる疲労に加え、眠気と寒さがピークに。

半分寝ていましたby境原

うとうとしながらけつを追っかける

夜明けごろにはさいたま市に突入。

これは吉川市

浦和の辺りでようやくまともな休憩を取りました。

三人で卓を囲んで食べた牛丼がこれ以上ない位美味しかったです。

こんどはそのまま北西方向へ。

途中には富士山も

都心から遠ざかっていくような感覚です。

段々とビルがなくなり、山と畑が増えていきます。

途中、西武鉄道の踏切に差し掛かった時、岩本が興奮しながら「境原さん、これじゃないですか!?」と。

いきなりなにかと思ったら、ボカロ曲である「少女レイ」の間奏突入部で流れる踏切音がこれではないかとの事。

確かに聞けばその通りの音色。

耳が良いね…

そんなこんなで滑川町までやってきたところで途中休憩。

お蕎麦屋さんがあり立ち寄ることに。

美味…

そして僕の膝は限界を迎えていたわけですが、「やめる」なんて頭になく、「定峰峠をどうやって超えよう(-_-;)」でした笑

「ゆっくり登ろう」と言うコーチ。

覚悟はできてました。

考えてもみてください、目の前にいるのは元E1トップ、現役E1クライマーです。

貧脚野郎の自分がついていけるわけもなく…

登りきったところで待っててもらう羽目に。

しかし定峰峠を越えてしまえばあとはもう指で数える程度しかありません。

若手二人は限界値を越えながら長瀞方面から本庄へ抜けます。

既に感傷にふけっていた境原と励ます岩本と笑いながら撮るコーチ

この時既に300㎞を越えていて、また日が沈んできていた時でしたので、寒い寒いと唱えながら足を回して体をあっためていました。

本庄児玉にあるローソンで最後の休憩をし、残すところあと5つ。

神川、上里、美里、寄居…

陣見山のふもとの方です。

もう見慣れた景色になり、我々は口をそろえて「もう終わりかぁ」

そうです。

残すは我々の深谷のみ。

コンビニなどには目もくれず、必死で探した深谷のマーク。

……あれっ………なくね…?

いやそんなはずは………

一分くらい見つからず、慌てていましたが無事に発見。

三人で記念撮影

あと十キロもないんだぁ…

ゴール地点であるRINGSを目指しながら最後の力でぶっ飛ばします。

そして時刻は19:00。

無事にお店にたどり着き、終了の鐘がならされました。

総距離354.44㎞。

移動時間14:17:43(帰宅時間含む)

平均速度24.8㎞/h(あたおか)

最高に楽しく、最高につらく、最高な気分の日でした。

この文を読んでくださっているあなたも是非、一緒にライドに行きませんか?

計画して頂いた和田コーチ、ありがとうございました!

またよろしくお願いします!