店長日記 価格と価値の訴求
【店長日記 価格と価値の訴求】
こんにちは!
久しぶりの店長日記です。
最近は若手スタッフが自転車の事を書いてくれているので
私はニュースとか見て思った事をつらつらと書こうかな?と。
驚異的な円安が続いております。
2024年6月27日時点で160.5円とかなっていますね。
そして物価高。給与が中々上げづらい日本ではスタグフレーションと
言って良いのではないか?と私個人は考えますが、
一部識者の間では景気が良くなっていると言う評価のようです。
これは一部の上場企業が輸出などで大幅な増益をしていて、
そこで勤める方々は給与水準も上げられているからだとも言われていますね。
しかし、日本の大多数を占める中小企業はそうはいかないと思います。
物価高は色々な要因がありますが、日本円が弱いと言うのが
一番大きいのではないかな?と個人的に思います。
日米は根本的な金利差が大きいのでどうしても円は評価されづらい。
日本は金利を上げられる程経済が良くないとも捉えられます。
自転車業界はコロナ以降、延々と続くのではないか?と思われるくらい
値上げが続きました。
そして、実質スタグフレーションを起こしている日本では本体は動かなくなり、
最近は倉庫を開けるために値下げしているメーカーも多いです。
やむを得ない選択だとは重々承知していますが、
私個人は価格の訴求と言うのは価値を下げる事に繋がるので良い選択とは
思えません。
値下げをした旧モデルと、このあと発表されるであろう2025年モデルの
価格差はどう埋めていくのか?
価格で訴求をしてしまうと価値の訴求が難しくなるでしょうね。
勿論自分のいる業界ですから大きな問題なのですが、
右往左往するのではなくどうやって対応していくか?
それを綿密に考える必要があると感じております。
・・・本当にコロナ以降大変な時代になったなとひしひしと思います。