ARGON18 DARKMATTER シフトレバー&キャリパーをGRXに交換
【ARGON18 DARKMATTER シフトレバー&キャリパーをGRXに交換】
こんにちは。
ARGON18 DARKMATTERのシフトレバーとキャリパーを105からGRXに交換する
作業をしました。
レバー交換によってシフトワイヤーは交換でしょう。
オイルホースは状態を見ながらですが、この時に各社の
中通しへの考え方がどうなのか?想定しながら作業にあたります。
中通しでシフトケーブルのアウターが
フルアウターなのか、フレームのケーブル受けまでなのか、
そしてBB下でどのようなケーブルルーティングをしているのか
特にこのBBしたのルーティングによって変速の引きも全然違います。
15年位前にSHIMANOの方とお話した時がありますが、
「最近中通しが増えてますが、あんなことされたらかなわんです。
外通しで使ってもらったら変速の引きも軽いです。」と、
仰っていたのを思い出します。あれから時も経ち、
ほぼほぼ中通しの今のご時世いかにお考えなのでしょうか・・・。
あっ、だからセミワイヤレスみたいな???
・・・
12速の105の機械式は大変だろうな・・・・
と、脱線してしまいました。
このARGON18のDARKMATTERと言う製品は
リアディレーラーからアウターケーブルが中通しされているのですが、
ダウンチューブ内部にアウター受けがあって、そこでワイヤーになり、
ダウンチューブ上部からまた、アウターがSTIに繋がっているような造りでした。
このアウターケーブルがフレーム内部で寸断されると言うのは中々
厄介ですね。
特にFDの場合はワイヤーの出口は上を向いてますから、
下から上にインナーワイヤーも通しづらいですし、
出口付近からダウンチューブ内部のアウター受けまでは
アウターケーブルの長さも10㎝位でしょうか。
その長さでアールを着けるのも相当負荷がある気がします。
お客様からはフロントが変速しなくなったと言うお話を
伺いましたが、このフレーム内部のアウター受けによるアールの
着き方にも要因があるような気がします。
ダウンチューブ上部のSTIからのアウター受けの穴を広げて
フルアウターにする事も考えてしまいましたが、保証できないので、
素直にメーカー想定で組みました。
変速もするようになりましたが、やはり多少重さは感じます。
作業終了後は各部を洗浄して綺麗にします。
御来店お待ちしております。