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ONEAERにIRC FORMULAPRO S-LITEチューブレスレディを入れてみました。

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お知らせ
2021.11.26

【ONEAERにIRC FORMULAPRO S-LITEチューブレスレディを入れてみました。】

こんにちは。

今回も画像が多いので、Facebookだと1枚しか転送されないので、

よろしければHPブログで御覧ください。

 

前は転送でも複数枚の画像がちゃんと表示されたんですけどね。

仕様がちょこちょこ変わっていて対応しきれてないです・・・。

 

さて、先日ご注文いただいたONEAERのDX5ホイールが入荷しました。

品質の良い素材を使っているホイール。見た目から高級感もあります。

さて、ロードバイクは大別すると

クリンチャー・チューブラー・チューブレス(レディ含む)と、タイヤシステムがあります。

 

クリンチャーは御存知の通り、タイヤとチューブが別です。

 

チューブラーはチューブをタイヤが包んでいて一体となっていると言う感じです。

ひと昔前はレースではチューブラーの使用が多かったのですが、

チューブラーのメリットである乗り心地もクリンチャータイヤの進化により、

クリンチャータイヤでも充分乗り心地が良くなって、そうなると

補修のしやすいクリンチャーが見直されて、チューブラータイヤの使用率は

どんどん減っている様な感じがします。

 

でも、私はチューブラーの乗り心地好きなんですけどね。

マイルドと言うか、独特のクッション性が良いと感じてます。

 

クリンチャーとチューブラーの需要の間にチューブレス(レディ)が

食い込んできているような感じですかね。使用者は増えていると感じます。

 

ロードバイクでのチューブレスは最近と言うわけでもなく、

2011年位に一度ブームと言うか使用者が増えていた記憶があります。

私もマキシスやIRCなど、チューブレスを使っていました。

 

ただ、当時はタイヤもリムも空気の密封率がそこまで良くなく、

減りも非常に早くて、乗り心地は良いけど維持費がかかる印象でした。

少しずつ使用者が減っていたと思いますが、ここ2~3年でテクノロジーの

進化と供にまたチューブレスタイヤの使用者が増えている様な気がします。

 

シーラントやリムテープやバルブもどんどん良くなってますしね。

チューブレスとチューブレスレディの違いですが、

シーラントを入れる必要があるのがチューブレスレディと言う話を

メーカーから聞きます。

シーラントで空気を保持するそうです。

 

チューブレスなので、読んで字のごとくチューブが入っていません。

転がり抵抗が良くなります。

そして、低圧にする事も出来るので、結果乗り心地も改善します。

 

今回は28Cですが、最近はロードでもディスクブレーキが浸透して

フレーム設計の自由度が上がったので、太目のタイヤが主流ですね。

 

10年位前はカチカチのフレームにクリアランスが狭くて23Cを入れて

空気をパンパンにして走る方が良いみたいな風潮もありましたが、

今は快適に乗る事が大事です。

 

こういったムーブメントって時代とともに一周するので、

またいつか硬いフレームでスパルタンに乗る事が

流行ってくるのかな?そんなことはないか・・・

 

さて、それでは入荷したONEAER/DX5にチューブレスレディを装着します。

まずリムテープを貼る面を拭きます。納品時なので、そんなに油分は着いて

いないのですが、リムテープが意外に接着が弱いので、こういった所作は大事です。

 

2周巻きました。

バルブを通す所はカッターで少しずつ穴を開けていきます。

そして、タイヤを装着します。

チューブレスではバルブ付近を最後にはめます。

緊張の瞬間ですね!空気を入れてビードが起きるか否か?

否か、では困るのですが・・・

 

タイヤとリムの相性で全然ビードが上がらない事があります。

コンプレッサーを使ってもブシュー・・・と、言う音とともに

空気漏れをして、コンプレッサーが空気補充で作動してガガガガガ・・・と

騒音を出すのはチューブレス入れてる自転車店あるあるです。

 

どうしても、ビードが上がらなかったら石鹸水とかパウダーとか

色々使いますが、出来ればそういった物を使わないでビードを上げたいな

と、思うのは意地でしょうか。

 

さて、今回の組み合わせは結構素直にビードが上がる印象。

もしかしたらフロアポンプでも余裕だったかもしれません。

 

 

一度空気を補充したら抜いて、シーラントを補充します。

シーラントは先に入れておく方法があるのですが、

私は一度タイヤの形を思い出させてからシーラントを入れたい派です。

チューブレスの保管の仕方ですが、乗らなくても2~3週に一回は最低空気を

補充してください。空気が抜けきってしまうとシーラントが漏れたり、

地面に置いている場合はタイヤが重量で押されて変形してビードが上がりづらく

なったりします。

 

あと、シーラント補充している場合は定期的に回す事も必要ですね。

同じ姿勢のまま長期間保管するとそこだけにシーラント液が溜まる事も

あります。

 

シーラントとリムテープは消耗品ですので、

半年~一年に一回は入れ直しや交換をする必要が出る場合もあります。

リムテープが劣化すると明らかに空気保持が弱くなります。

そういった維持関連での手間がチューブレスのデメリットなのかもしれませんが、

走行感覚で言う乗り心地や転がりの軽さ等のメリットは、一度乗ると中々離れられなく

なる所以かもしれませんね。