店長日記 自転車と自動車の交通事故について
【店長日記 自転車と自動車の交通事故について】
こんにちは!
なぜか・・・なぜかなんですが、
じてんしゃ RINGSは交通事故の事故相談が多いです。
頼っていただけるのは光栄ですので、私も出来る限りの対応や
アドバイスはいたしますが、保険の資格を持っているわけではないので
あくまで自分の体験からこうした方が良いのではないか?の
アドバイスです。
つい先日も自転車対自動車の交通事故で見積り依頼がございました。
一目で全損とわかる事案ですので、全損で話は進んでいくのだと思います。
この事故では相手方の車はドライブレコーダーの提出を拒否したようです。
・・・うーん・・・ドライブレコーダーは任意とは言え
それって車の方に何か後ろめたい事でもあるのかな?と
穿った考え方をしてしまいます。
ここで、私も2017年に自転車走行中に自動車に追い越し左折で事故に
遭った事がある経験談でお話します。
まず、事故に遭った場合被害者(ここで言う被害者は自動車対自転車での事故と仮定して自転車側にします。)は
下の①~③を徹底してください。
①必ず病院に行く事です。そしてレントゲンやMRI等画像所見を残す事。
医師にどこが痛むのか具体的にカルテに残してもらう事。
例・・手首の場合は医療カルテに前腕と書かれてはダメです。必ず手首と具体的に書いてもらう。
②①と前後しますが、事故時は必ず警察を入れる事です。
そして自身の自転車保険に弁護士特約が付いている保険を推奨します。
自転車保険でなくても自動車保険や共済保険で自転車事故に使える物もありますから
自身の保険証券は必ず確認してください。
③加害者や相手方保険会社との会話は必ず録音してください。理由は下記です。
加害者は時間経過とともに加害者感情は間違いなく薄れます。
それも1日過ぎたら大きく薄れます。
私の事故の場合は加害者は翌日、菓子折りを持って謝りに来ましたが、
時間経過とともに「ぶつかっていない」と主張し始めました。
恐らく保険会社が入ってもう任せたから自分は関係ないと言う考えに
行くのではないか?と思います。
つまり、「自分はもう誠意(保険会社を入れたから)を示したから知らない(悪くない)」と、
考え出した加害者と他人事の相手方保険会社が入るのです。
そして相手方保険会社は被害者が何も知らないとして
過失割合や事故態様に関して話を進めていきます。
これは被害者にとってかなりのストレスになるでしょう。
このストレスを少しでも軽減するために、自身の保険に弁護士特約が
付帯している物に加入しておくべきだと考えております。
私の相手方の保険会社はこのブログを書いている2023年9月時点で
中古車屋さんとの癒着で世間を賑わせている“とある保険会社”ですが
良く、ラジオCMにある
「相手方の保険会社はあなた(被害者)の味方ではありません」
と、言うセリフが本当であると私の心に刻むのに充分な対応をしてくれました。
この辺りの経験談を元にお客様にお話出来ると言う事が
じてんしゃ RINGSに事故相談が増えるのかもしれないな・・・(^-^;
そもそもですけど
事故は起こさないに越した事はありません!
まずは自転車の安全利用を行う事。
そして安全に利用するために自転車の整備をする事。
もしもの備えに自転車保険の特約も必ず充実させる事!
ですね。