店長日記 先月からの中華中国への警鐘の終幕ブログ 中国人は食欲性欲にアプローチしてくるって話 ラフに綴ります
【店長日記 先月からの中華中国への警鐘の終幕ブログ 中国人は食欲性欲にアプローチしてくるって話 ラフに綴ります 】
こんにちは!
どこに需要があるのかよくわからない私の中国へのラフと言うより毒ですが。
実体験です。
さて、前回。まさかの上海に飛び立つ前にブログが終わると言う。
※3000字行かせたくなかったので、分割にしました笑
店長日記 ラフに上海出発前の有明のビザ申請センターでの中国人受付からの事を綴ります。
今回のブログは文字数が長くなろうと
まとめようと思います。
まとめる事は
・中国人は欲を利用してこちらにアプローチしようとしてくる
・本質を見極めて自分の身を守る
と、言う所かと。
中国へ飛び立つ前に有明のビザ申請センターで
中国の洗礼を浴びました。
2023年7月からのODINの業務で、なんとなく中国人には気を付けなければ
行けないと思ってた事が、その通りなんだとはっきりと分かったと言う事です。
私にとって仕事とは一生で一番時間を使う行為です。
そして、自転車業と言う人の命を預かる。または、趣味や余暇など
その人の人生に彩りを与える仕事だと誇りを持ってやっています。
だから仕事の時間中、人との交流は楽しく、敬意を持ってやりたいのです。
はっきりと分かった事は中国人は個人に対し
敬意を持っていないと言う事です。
僕がスティーブ・ジョブズやジャック・マーとかだったら
敬意を持ってくれるでしょうけど笑
敬意を持っていない奴らにこちらが敬意を示す必要はない。
淡々とビジネスとして、まったく実現をしないODINの仕様書や
マニュアルや製品スケジュールなどを詰めていこうと空港で改めて決意。
日本を飛び立つ飛行機。
頭の中に流れていたのは宇宙戦艦ヤマトの
「かなら~ず ここへ~ かえ~ってくると~♪」
です。もう死ぬ覚悟じゃないか。ですね。
【訪中前に決めた事】
・宿泊先の部屋に缶詰め
・口にする物は基本、封をしてある物。もしくは通訳やODINの人々が一緒にいる時のみ
・ハニートラップに気をつける
・観光は誘われてもしない
・出歩くのは出来る限り仕事で行かなくてはいけない所のみ
です。
上海の空港に降り立ちました。
※イミグレーションの写真を掲載しておりましたが、
こちらは全世界写真撮影禁止とのご指摘をいただき
空港にまつわる写真を削除させていただきます。
御教示いただき誠にありがとうございます。自身の無知でした。
2024/11/16 21:22
ハイ。
中国語と英語しか案内がございません。
私はどちらも長けておりませんから、なんとなくニュアンスで
案内に従います。
スマホも中国では全く繋がらず。
とりあえず中国製のアプリのwechatで通訳と連絡を取る為に
繋ぎたくなかったけど空港のフリーwifiに繋ぎます。
このフリーwifiがまた精度が悪い。
2回に1回は繋がりません。
しかもwechatを繋ぐたびに繋ぎ直す感じでした。
Googleスマホだから嫌がられているのかな???
データ抜かれてるのかな???
なんとかかんとか関所みたいな所に着いて
愛想の悪いロボットみたいなお役人らしき人の所に並びます。
この時に欧米の訪中客の方もいらっしゃって皆様しきりに
「なんだこの国の対応は」みたいな両手のひらを上げて「ふぅ」
みたいな呆れ顔をされていたので、まぁ、嫌な予感はしてましたよ。
恐らくどこに宿泊するのかなどの行動予定カードを書きますけど、
英語と中国語なんです。
もうさ、日本の空港もさ、中国語で案内なんかしなくて良いからさ。
日本語と英語で案内で良いんじゃないですかね?
通訳とwechatで連絡を取りながら埋めて、関所に提出したのですが、
通訳からの指示に抜けがあって
めちゃくちゃ関所のロボットみたいなやつに怒られると言う笑
指で示されて「あっちで書き直せ。並び直せ」みたいなジェスチャー取られました笑
言葉も良くわからず、空港から出られるか不安な日本時間なら23時。
泣きたくなりますよね。
ちなみに荷物もまだ受け取れておりません。
なんとかかんとか空港を出られて通訳と合流。
本日の宿泊先に向かいます。
タクシーらしき物に乗りましたが、制限速度と言う概念がないのか
100㎞/h位で走るタクシー。
「いや、もう急いでないから安全に着くように言ってくれない?」と、
通訳に伝えても通訳はシーッみたいなリアクション。
えっ?これ日本語でしゃべるなって事???危険ってことかよ?怖。
宿泊先の部屋に着いた時は心底安心しましたよ。
翌日の上海ショーに備えて就寝しました。
翌日。会場までシェアサイクルで向かいます。
まぁ、この画像見ればわかりますよね。
カオスさが。
シェアサイクル自体も非常に精度が悪く、
明らかにノー整備の状態。そして道端には修理もされず
打ち捨てられたシェアサイクルの残骸が。
そりゃG7も中国の過剰生産を問題視するわな。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240614/k10014480621000.html
直すつもりはなく新しく作って送れば良い。
これは中国メーカーあるあるなんでしょう。
RINGSもCYDYと言うチューブでこの事に直面しました。
代替で送られてきた新品でも同じトラブルに見舞われたので、
検証とかいちいちしないのだろうな、と。
部材を使い切って新たに作る時にしれっと対策とするのだろうな、と。
会場に向かうまでの景色。
精度の低いシェアサイクルと交通マナーも無い
割り込み上等の人々を見て、マニュアルや仕様書をODINに依頼する事は
相当に考えてやらなければいけないと決意を新たにしました。
上海ショーではどこかで見たような商品達が乱立する場でした。
売価9万円で1100gのホイールとかありましたよ。
T1100らしいですけど、その価格では無理でしょうね。
何を使っているのだか・・
※このブースの人に写真はダメ!と言われて撮影はしておりません。
10数社のメーカ―ブースを通訳と回りました。
ODINの日本代理店の代表は一見の魅力的な商品に目を輝かせていて、
いくつか日本に持ってこようとしてました。
どのメーカー営業も声高に自社のすばらしさを喧伝するばかり。
私がトラブル時の用意などを伺って、答えられないメーカーばかりなので、
ODINの日本代理店の代表に
「無理だね。他行こう」と、ブースを回っていました。
そうそう、どのメーカーブースも
「日本オリジナル作るよ!だから仕入れて!」
と、オリジナルを作る事を勧めてきました。
私は
「冗談じゃない。PLとかもきちんと考えたいし、あなたたちとのワランティも書面で交わしていないと無理」
と、話して全てお断りしました。
正直、ODINの仕様書やマニュアルなどが用意に至っていないのと
有明のビザ申請センターや、上海での国民性を目の当たりにして、
これ以上中華を自分の取り扱いに増やすのは無理。
と、言うのが一番にありました。
オリジナル製品を作る事は正直ハードルは低いです。
作るだけなら、ですね。
オリジナル(?)を作って
「中国を言う事聞かせたった!俺 TUEEEEE!!」
みたいな思いは出るでしょうね。オリジナルって魅惑の響きです。
だけど、このスクショに書いてあるように
中国の製品でまともなのは大口の契約のファーストロットが多いです。
いいですか?“大口”ですよ?
あの大国の中国が望む大口です。
オリジナルを作ったとして、中国が望む取引量が無かったとしたら、彼らは
「なんだ。全然発注しないじゃない。じゃ、他の国からリコール食らった
この製品送っとこ。」
普通にあり得ます。彼らからオリジナルを打診しといて、
利益を感じられなかったら、サッと手を引きます。
依頼した大手企業が絶えず人件費や渡航費を割いて
中国工場を監視出来ていれば話は変わるでしょうけど。
私の義父は富士電機で勤めていましたが、定期的に中国に行ってました。
「あいつら、ホントにさぼるんですよ・・・・」
疲れたお顔を思い出します・・・。
今までの自分のブログで、中華メーカーは殆どが
目先の利益ばかりの売り抜けだと言う印象だと暗に話しています。
そういった信念なきブラックバスの様な物を日本にこれ以上増やしたくない
と、考えてます。
店長日記 中国上海ショーで感じた倫理(道徳)観の違い
ショーも終わり、
交換した名刺を散乱させ、
※良く見るとお土産の袋らしきものもありますね。
本当にどうしようもない人たちだな、と呆れながら、
宿泊先で打ち合わせをする約束をODINの社長としました。
信念なきブラックバスの様な物にODINをしてはいけない。
日本へ真摯にアプローチしてもらわないといけないと
中国に来る前に作成した資料を元に打ち合わせをしました。
要点は、
店長日記 中華メーカーのブランディングを1年受け持って感じた事
このブログにあるように、仕様書やマニュアルの作成。
そして、勝手に仕様を変えないでくれと言う
製品に誇りと責任をもってくれと言う話でした。
日本工場の設立は品質管理や責任に一つの手段かと思いましたが、
やはりコストを考えて踏み出しづらいような雰囲気はありましたね。
落書きみたいなので恐縮ですが、その場で書いて、
マニュアルは動画でも撮って欲しいとか、
マニュアルにするのだから違う部品が着いていたらまずいよね?
仕様書もはっきりしないといけないよ、と言う話をしました。
一見、真摯に聞いていただけたので、
※通訳を介しているので、通訳がどのように伝えているのかが重要ですが。
少し安心していると、
「今日は夕食を共にしよう」
と、言う話になりました。
私が訪中前に想定している中では
ODINの人たちとは一緒に外食も可としていたので、
後は
ハニートラップの様な物ではないか?変なお店ではないか?を通訳に
確認して、宿泊先のすぐ隣の中華料理屋と言う事で、了承をしました。
どんな食材が来るかわからないので、食べるのは
卵料理だけにしとくか、と漠然と決めながら料理屋に向かいます。
物凄く前置きが長くなってますが、この後に
中国人は欲にアプローチしてくると言う話になってきます。
ビジネスの意識のみで来てはいましたが、
実際に会って飲食を一緒にとる事を大切にしているのが
通訳が曰く中国人の気質との事だったので、
私からの要求に熱意をもっていただけるなら、飲食はしないといけないか、と。
この時の私の考えです。
ODINの方々はアモイの方々です。
中国は東西南北非常に広いため、場所場所で文化は違うので、
ここから先に綴る事はこちらの地域の特有なのかはわかりませんが、
とりあえず、自分達の流儀ではと言う話はされていましたね。
さて、食事を頼んでいただくのですが、
食べきらない量を頼みはじめます。
食卓にはとてつもない量が並ぶテーブル。
私は食べ物は自分が食べる量を食べきるのが
命を粗末にしない事だと考えているので、こういうのは大嫌いです。
しかし、彼らはこれを“もてなし”と考えているようです。
郷に入ればと言う言葉もあります。ここで日本人の主義主張を通して
険悪になるのは日本市場へ対するアプローチも変わってしまうかもしれないと
考えて、
「自分は食べきられない量はいらないから卵料理だけで良いよ」
と、通訳に伝えました。
人間の三大欲求の食欲・性欲・睡眠欲
まずは食欲にアプローチをしてきます。
そして、お酒が入ったのでしょう。ODINの社長から
「裕貴、愛人を紹介しようか?」
と、持ちかけられました。
通訳が苦笑いしながら伝えてきたのを見ていやな予感はしていたし、
もしかしたらアモイ流ジョークなのかもしれませんが、
一番嫌うハニートラップ。
「冗談じゃない。私は妻一筋だ。こうやって食事を共にして距離感は縮まったのかも
しれないが、ビジネスで来ている。馴れ合うつもりはない。」
と、通訳に伝えるように話ました。
通訳も酒が入っていたため、果たしてどこまで伝えてくれたかわからないですが、
以降変な話はなかったと思います。
性欲にアプローチしてきやがった。
どうやら未だ三国志の話を踏襲している文化なのかな。
美女連環の計だったっけ?
まぁ、恐らく弱みやうしろめたさの共有で馴れ合うつもりなんだろうと
ひねくれている自分は思います。
一部を全部と言ってはいけない。たまたまこういった下世話な話が
酒が入ると好きなだけで、冗談だったのかもしれないですが、
まぁ、印象は良くない。
今はSNS等で中国の方と本国で会食をしている画像を挙げている所も色々な業種で
お見受けしますが、はっきり言って自分はそんな画像は絶対に挙げたくないですね。
楽しそうな画像は良いですけど、ビジネスで行って結局日本に何を
もたらしたのか?それが大切ですから。
なんとなく伝わっていると思いますが、私が接した中国アモイの方々は
交渉に関しても製品と同じような一見のパフォーマンス。
つまり、食欲や性欲でもてなして、「俺たちは友達だよな。」と、してくるように
考えています。
それがビジネスで結果となって繋がればいいのでしょうが、
結局煙に巻かれていくだけな気がしてます。
宿泊先に戻り、ホテルのロビーで通訳からの
写真を撮ろうと言う誘いにお応えしました。
最低限のビジネス上での付き合いはしていかないといけないと考えていましたから。
しかし、食事とかそう言う場で彼らと一緒に写真は写りたくないと心底思いました。
翌日は通訳が上海を観光すると言うので誘われましたが、
即NOと答えて宿泊先で缶詰め。
宅配ロボット※先行者ではない。
“先進的なマシン”??が運んでくるご飯を宿泊先の部屋でいただいてました。
最終日。
ODINの社長と別れる時に握手を交わし、
「頼んだ事を頼む、一緒にODINで勝利を味わおう」と伝え
「わかった。また会おうな、裕貴」と返してもらい
自分からは最後に
「機会があればアモイのあなたたちの工場を見たい」と伝えました。
が、
結局その後も再三再四に渡りこちらの要求を確認しても話は一向に
進みませんでした。仕様書やマニュアルなどの確立が出来なかった事。
これが本当に心残りです。
そうそう、
会食ではODINの社長から色々な中華メーカーのホイールの話を聞きました。
店長日記 2024サイクルモードでのElite Wheelsとの縁
上海に行くひと月ほど前に
Elite Wheelsからこんな話があったよ。と、本国の社長に伝えると、
「Elite!!彼らには我々ODINは最初仕事を回していたんだ。
しかし、大きくなると全く連絡をしてこなくなった。取締役とはまだ
飲み等の交流はあるが、代表は怖い男だ。取締役とは飲みでは付き合うが仕事としては付き合わない。」
と、“俺が育てた”感の様な話や、
日本でも売っているとある中華ホイールは欧州でリコールを喰らっているとか。
これは本気でえっ?と言う話なので伏せますが、
日本にも入ってきているとある中華メーカーの社長が本国で捕まった。等・・
しかし、正直な話
中国の方々の話をどこまで信用して良いのかはわかりませんけどね。
色々な体験を1年間させていただきました。
日本の方々とのODINを通した出会いは本当に財産に感じています。
先月から度々中華への警鐘を書いていたかと思いますが、
1年間通して得た教訓は私個人は中国は粗雑
です。
中国人と聞くと身構えます。
その後の本質的な意見の交換などで、話はしていく物だと考えております。
店長日記 中華製品 魅力と危険
一番最初に書いたこのブログにもあるように
中国が魅力的な物を作れるようになってきているのも
中国を中々避けて通れないものかもしれないと言うのはあると思います。
もしかしたら中国に限らずな話かもですが、
他所の国の製品を入れていくなら歴史やそれを通じた国民性など
製品スペックなどのハード面だけでなく、多面的な背景から分析していかないといけないのだと、
様々な物を中国からは食らい、勉強をさせていただいたと捉えておきます。